RM造(Reinforced Masonry)の略で鉄筋コンクリート組積造(そせきぞう)と言います。1984年から5年間、旧建設省建築研究所と米国国立科学財団との日米共同大型耐震実験研究において開発されました。 弊社では耐震・耐久性に優れたRM造にパッシブソーラーデザインを取り入れた省エネ住宅を設計いたします。 本来のメーソンリー建築はレンガや石積みで構造体を造りますが、現代建築においては鉄筋で補強し空洞率が多い型枠状ブロック(RMユニット)にコンクリートを充填するRM造が主流です。よくRC(鉄筋コンクリート)の壁構造と比較されますがRC造よりもRM造の壁量の方が多く設定されているので耐震、耐久性は高いといわれています。(写真参照) 以前は型枠コンクリートブロック造という構法で内・外壁ともにブロックの表(あらわ)しの躯体(くたい)が主流でしたが弊社では外断熱工法を取り入れ内壁を表しにすることにより冬の太陽光を壁に蓄熱させるパッシブソーラーデザインの考え方を取り入れた住宅をご提案いたします。
太陽光はただで手に入れることのできる唯一のエネルギー源です‼
特徴 | 効果 | |
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① | 構造躯体(家本体)は100年以上持たせることが可能です | スクラップアンドビルドの低減 |
② | 構造躯体の原料はコンクリート(砂・セメント・砂利)と鉄筋です | 全て再生可能 |
③ | 構造躯体は火災や水害また地震にも強い構造です | 構造躯体は火災や水害また地震にも強い構造 |
自邸は型枠コンクリートブロック造(RM造の一世代前の構法)の外断熱を取り入れた構造躯体で設計しました。詳しくはお問い合わせください。
従来のRC増設壁工法では、型枠工事やコンクリート工事において大型の架設材を使用しますが、RM耐震補強工法では、モルタルポンプでの施工が可能となり仮設の簡素化、ブロックを組積できるだけの狭隘な場所での省スペース施工が可能となります。
神戸市東灘区の3階建て店舗付き住宅、隣家からの類焼で被害を受けたものの構造駆体には亀裂すら入っていませんでした。